慶應義塾大学SFC研究所 データビジネス創造・ラボ
写真提供 mayuppy camera
第4回コンテストは終了しました。ご参加ありがとうございました。
第5回のコンテストのご案内はこちらです。
最優秀賞
「難しい年頃の娘をもつ お父さんのための子育てサバイバル術」

チーム:Youth×Smile
水間 彩音さん(富山国際大学付属高等学校
)
杉林 花音さん(富山国際大学付属高等学校
)
山崎 穂乃香さん(富山国際大学付属高等学校
)
島倉 愛さん(富山国際大学付属高等学校
)
北川 紗江さん(富山国際大学付属高等学校
)
内山 澪佳さん(富山国際大学付属高等学校
)

発表概要

チームメンバー全員が女子高校生であり、年頃になった自分達が父親との関係が悪化したという経験をきっかけに「父親と娘の関係」に焦点を当てたテーマを設定した。校内のアンケート調査をはじめ、自分たちが写った幼少のころの150枚の写真を使って幸福度の感情を分析した。そのほかKJ法、ジョハリの窓などを活用して分析・考察を行い、父親のアクションを生み出す娘の誕生日や記念日までのカウントダウンを行うスマホアプリ「愛娘」を提案した。

優秀賞
「東京都、待機児童減るってよ」

チーム:Data&Peace
浅野 秀平さん(早稲田大学
大)
大南 武尊さん(早稲田大学
)
大道 匡彦さん(東京大学)

発表概要

厚生労働省のデータなどを分析し、保育所の定員と補助金支給額の質と量の偏在に気づき、待機児童問題は地域差による問題であり、地域間での交流を行うことで問題を解決できるのという仮説を立てた。アメリカ、スウェーデン、イギリスの事例から教育バウチャーの存在を知り、仮想通貨「Mommy」を考案。Mommyを自由に売買することで需要と供給のバランスをとり、自治体間で生じている地域間格差をなくし、待機児童削減の実現を提案した。

マイクロソフト賞
「ママ塾」

チーム:3L
中川 絵梨さん(成蹊高校
)
森 理紗子さん(桐朋女子高校)
倉田 志門さん(聖学院高校)
河崎 友里さん(学習院女子高等科)
御地合 静さん(学習院女子高等科)
紺野 沙友莉さん(東京都立戸山高校)
児玉 涼さん(トキワ松学園高等学校
)
室星 太郎さん(静岡聖光学院高校)

発表概要

総務省や厚生労働省のデータを分析し、子育て中の母親の再就職の必要性に着目した。仕事の仲介や再就職に必要なスキルを提供する講座、新しい交友間関係を生み出す「ママ塾」を提案。国からの支援だけではなく、月謝制度や企業と提携した広告収入、クラウドファンディングを活用するビジネスプランを発表した。

審査員特別賞
「子どもを差別せず教育費もかからず少子化対策もできるビジネス」

チーム:J-girls
飯塚 成都美さん(捜真女学校
)
赤松 和子さん(横浜英和女学院
)
佐藤 香奈子さん(横浜雙葉学園
)
藤本 華愛さん(神奈川朝鮮高校)

発表概要

妊娠出産口コミ情報サイトのアンケート結果の分析を行い、子育てが辛いと感じる母親が88%にもおよぶことに着目した。寸劇を用いたプレゼンテーションで、子育て経験のある専業主婦を活用した育児ママ制度、資金援助を行った裕福な老人層に対し25年後に援助を受けた子どもがサービスを低価格で提供する恩返し制度など、「お母さんの笑顔」を実現するための提案した。

未来創造賞
「ママの孤立を撲滅する!」

チーム:BMS
杉山 啓太さん(早稲田大学)

発表概要

ママから笑顔を奪っている理由を解明するため、子育て感情にもとづいたクラスタリングを行い、子育て問題の構造を分析。日本財団のデータをもとに共起ネットワークを作成、決定木で得られた行動・環境・性格の観点から、ママ同士が孤立する出産前に自然と巡り会えるよう、育児用品のリサイクルを通じて近隣ママ友との交流のきっかけを生み出すアプリケーションを提案した。

高校生部門賞
「お母さんのリフレッシュのために高校生教育プログラム」

チーム:恵比寿さんず
青木 祐人さん(長野県屋代高等学校
)
安達 悠真さん(長野県屋代高等学校
)
大森 愛希子さん(長野県屋代高等学校)

発表概要

ベネッセ教育総研やHappy-Note.comのデータを分析し、お母さんの90%以上が自分の自由な時間を欲していることに着目。校内の生徒のアンケート結果、企業に直接行ったインタビューをもとにショッピングモール内に託児所を設置し、高校生が保育士のサポートを行う「高校生教育プログラム」を提案した。

入賞
ARAHATA

稲本 将吾さん
(法政大学)
甲斐 雅之さん
(法政大学)
深海 健太さん
(法政大学)
下重 博資さん
(法政大学)

健マネ・データ分析研究会

内川 一明さん
(慶應義塾大学大学院)
石川 英里さん
(慶應義塾大学大学院)
河村 卓朗さん
(慶應義塾大学大学院)
河本 直純さん
(慶應義塾大学大学院)
塩原 那奈さん
(慶應義塾大学大学院)
武田 敏昌さん
(慶應義塾大学大学院)

AK

川原 碧さん
(東北大学)
鴨志田 愛さん
(東北大学)


たくさんのご応募ありがとうございました!(50音順)
会津大学、青山学院大学、秋田県立秋田高校、大阪大学、大阪府立大学、学習院女子高等科、神奈川朝鮮中高級学校、関東学院、九州大学、共愛学園前橋国際大学、京都女子大学、京都大学、群馬県立県民健康科学大学、慶應義塾大学、慶應義塾大学大学院、静岡聖光学院高校、静岡大学、品川女子学院高等部、芝浦工業大学、上智大学大学院、湘南学園、成蹊高校、捜真女学校、千葉大学、中央大学附属高等学校、田園調布雙葉高等学校、東京学芸大学、東京工業大学、東京大学、東京大学大学院、東京女学館高校、東京電機大学、東京都市大学付属高校、東京都立戸山高校、東京理科大学、桐朋女子高校、東北大学、東洋大学、徳島大学、富山国際大学付属高等学校、都立国際高校、長野県屋代高等学校、名古屋商科大学大学院、名古屋大学、名古屋大学大学院、日本大学、兵庫県立大学附属高校、法政大学、放送大学、北陸先端科学技術大学院大学、宮城県仙台第二高等学校、明治薬科大学、屋代高等学校、横浜国立大学、四日市大学、立教大学、琉球大学、早稲田大学、早稲田大学高等学院、早稲田大学大学院

参加メリット

  • 憧れの職業で活躍するプロとの交流の機会
  • トップ企業でのインターンシップの機会
  • 優秀者には賞金と各種アワードが授与
最優秀賞賞金:20万円
優秀賞賞金:10万円
マイクロソフト賞賞金:5万円
審査員特別賞賞金:5万円
未来創造賞賞金:5万円
高校生部門賞賞金:5万円

最前線で活躍するプロが審査員

審査委員長村井 純

慶應義塾大学 環境情報学部長・教授

吉田 浩一郎

株式会社クラウドワークス
代表取締役社長

柳澤 大輔

株式会社カヤック 代表取締役CEO

寺田 輝之

エン・ジャパン株式会社 デジタルプロダクト開発本部執行役員

全ての審査員をみる

データと無償で利用できるツール

データソース

協力会社・団体の提供データの入手方法については、参加登録された方にメールでご連絡しております。

協力会社・団体の提供データ

提供者データの概要と課題
エン・ジャパン
株式会社
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパンが運営する女性専門求人サイト「女の求人マート」の求人関連情報に加え、日本最大級の会社口コミサイト「カイシャの評判」に掲載する社員・元社員の口コミデータを提供します。
神奈川県神奈川県の人口動態統計から地域の子育て情報まで様々な過去データ。待機児童の問題など同県の子育て課題について分析してください。
公益財団法人
日本財団
「ママの笑顔を増やすプロジェクト」では、子どもを産む女性自身が何に困っているのかについて、女性たちから声を集めた。
1)ポストツリー(2013年度~2014年度)
「仕事と夢」「子育て環境」「心と体」などについて、全国イベント会場で累計約1万人から回収
2)0歳児ママVOICE2015(2015年度)
育児の課題は「孤立」と仮定し、末子2歳までの女性には悩みを、悩みが解決した女性にはその解決法を聞いた
3)先輩職場復帰ママ250人の声(2013年度)
職場復帰な育児休業中のママに対して、先輩ママの実体験と仕事と家庭の両立のために何が必要だったのかを聞いた
文京区  文京区は子育て支援計画に基づき、子どもの健やかな成長や子どもを育む体制の構築などを推進し、平成26年では合計特殊出生率も1.13と上昇傾向にありますが、さらに、本区の人口ビジョンでは、様々な施策を講じることで2030年には1.4とイメージしています。 このことを実現し、いっそう子育ての喜びを感じられるまちとしていく、想像力のあるご提案を期待しております。
提供データ 人口移動理由、保育園、母子保健関係統計等
佐倉市 当市の人口は、平成23年をピークに減少へ転じ、僅ずつですが毎年減少を続けています。 合計特殊出生率は、平成17年度の0.97を最低に、平成26年度1.19と改善をみているものの、 出生率は6.48と依然として低い状況にあります。一方、1歳半健診、3歳児健診の対象数が出生数よりも多いことから、幼児連れの子育て世代が転入していることがわかります。 子育て世代の更なる誘引と、定住を促す取り組みついてご提案いただきたいと考えます。
ベネッセ
教育総合研究所
ベネッセ教育総合研究所では、妊娠・出産・子育て・教育に関して様々なテーマを取り上げ、調査を行っています。今回は首都圏・地方市部の0-2歳児を持つ母親を対象に行ったインターネット調査のデータです。子育て支援策、周囲の環境などの違いは、乳幼児とその母親の生活にどのような影響を与えているのでしょうか。

オープンデータ

会社名・団体名データの概要と課題
総務省統計局/
独立行政法人
統計センター
政府統計ポータルサイト
(e-Stat)
内閣府
まち・ひと・
しごと
創生本部
地域経済分析システム
(RESAS)
日本財団
CANPAN
プロジェクト
全国子育て支援団体の
データベース
文京区
佐倉市
ミキハウス
子育て総研
株式会社
ハッピーノート・ドットコム Weekly
ゴーゴーリサーチ

※個別アンケートを実施できます。
ご希望の方は事務局までご連絡ください。
国立成育医療研究センター母性内科

分析ツール

データに関する問い合わせはこちら
慶應義塾大学SFC研究所 データビジネス創造・ラボ事務局
e-mail: dig-info@sfc.keio.ac.jp

ツール名概要
Microsoft Azure
Azure Pass(無償アカウント)はこちら
機械学習の分析機能や、コンピューティング、データベース、モバイル、ネットワーク、ストレージ、Web などを統合した、現在急成長を遂げているクラウド サービスです。
Power BI最も重要なビジネス データに関する単一のビューを提供するクラウド ベースの簡単、迅速、しかも無料で利用できる分析サービスです。

最新情報はFacebookでチェック

本コンテストに関する発表や取り組みなど最新情報をご紹介します。応募者を対象とした勉強会の開催も予定していますので、ぜひチェックしてください!

勉強会の開催予定

ビジネス力を向上するための勉強会 開催日時:2016年 1月6日(水) 18:00-19:30 (90分)
場所:慶應大学三田キャンパス 南校舎471教室(定員50名)
アジェンダ(案):
  • 「ビジネス力とは?UIの重要性」ソフトバンク 徳永 和紀 様
  • 「子育ての課題と支援サービス」ミキハウス子育て総研 乾 浩明 様
  • 「未就学児の子育て調査と課題」ベネッセ教育総研 高岡 純子様
  • 「0歳児の母親の声と課題」日本財団 森 啓子 様
  • 「政府のオープンデータ活用」総務省統計局 中原 和郎 様
  • 「ビジネスに役立つ提案方法とは」慶應大学 石原智哉さん/藤田 洸介さん
分析力を向上するための技術勉強会 開催日時:2016年 1月8日(金) 18:00-19:30(90分)
場所:慶應大学三田キャンパス 南校舎471教室(定員50名)
アジェンダ(案):
  • 「データコンシェルジェによる分析事例」慶應大学 石原 智哉さん/藤田 洸介さん/根本 佳さん/山田 知明さん
  • 「(仮)Webクローリングで集めるデータ」tritrue, Inc. CEO 寺田 真介 様
  • 「eStatツールについて」総務省統計局 中原 和郎 様
  • 「(仮)自然言語処理の仕組みと手順」Usagee Inc. 町 裕太 様
  • 「質疑応答」

「分析結果と解決案」を事務局にメールにて提出(2月12日23時59分必着)
※一次審査の結果は1週間を目安にメールにて通知いたします

一次審査通過チームは「本選報告書」を事務局にメールにて提出(3月18日23時59分必着)

会場:慶應大学三田キャンパス 東館 6-7階

「第4回 データビジネス創造コンテスト データと創造力で、子育てに笑顔を!~Digital Innovators Grand Prix (Dig) Parenting Insight~」は、様々なオープンデータと、各協力企業様が提供するデータソースを活用し 全国の高校生から大学院生たちが、ビジネス創造力とデータ分析力を競い合うコンテストです。参加チームは、「データと創造力で、子育てに笑顔を!」をテーマに、自ら情報収集・分析し、少子化問題への理解を深めるとともに、データ分析から導きだされるビジネスアイディアの提案を行います。

課題の具体例

名称 第4回データビジネス創造コンテスト「データと創造力で、子育てに笑顔を!」
〜Digital Innovators Grand Prix (Dig) Parenting Insight〜
募集期間 2015年11月26日(木)〜2016年2月12日(金)
最終発表・表彰式 2016年3月26日(土)
応募資格 高校生、高専生、大学生、大学院生(社会人経験者、社会人学生を含む)の方
また、アドバイザーとして教員や社会人の支援を認める
主催 慶應義塾大学SFC研究所データビジネス創造・ラボ
ビジネスパートナー・共催 日本マイクロソフト株式会社
協力 アクセンチュア株式会社株式会社ウサギィNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社エン・ジャパン株式会社神奈川県株式会社カヤック株式会社クラウドワークス佐倉市SAS Institute Japan株式会社ソフトバンク株式会社株式会社電通東京海上日動火災保険株式会社株式会社tritrue公益財団法人日本財団株式会社ブレインパッド文京区ベネッセ教育総合研究所ミキハウス子育て総研株式会社日本マイクロソフト株式会社
後援 経済産業省、総務省統計局、独立行政法人統計センター、国立研究開発法人科学技術振興機構、一般財団法人日本情報経済社会推進協会、一般社団法人情報処理学会 情報処理教育委員会、一般社団法人日本統計学会、応用統計学会、一般社団法人データサイエンティスト協会、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所、公益社団法人 日本オペレーションズ・リサーチ学会

人類には熟練や博覧による「創造」がある一方で、若さとチャレンジ精神こそが成し得る「創造」もある。 デジタル・ネイティブ世代は、膨大なデータを瞬時に活用して未来を創造できるという点で、どちらの術も手にした新世代だと言える。本コンテストは学生諸君がデータを広く深くDIGして新たな知の抽出や価値の創出を競う場を提供するとともに、才能の原石である自分自身をDIGする機会を提供することを目的とする。

[Digとは]

「Dig」のブランドは、慶應義塾大学データビジネス創造コンソーシアムとアクセンチュアの出会いから生まれました。アクセンチュアがビジネスパートナーとなった第2回データビジネス創造コンテストにおいて、産・学が力を合わせデジタルの力をつかって世の中を変えたいと考えた二者は、さらに普段は出会うことのない地方自治体と学生を巻き込み、政策課題にチャレンジすることを思いつきました。そしてそのコンテストに「Dig」という冠を与えました。その結果数々の新しいアイデアと出会いが生まれたのです。命名者であるアクセンチュアと慶應義塾大学データビジエンス創造コンソーシアムは、「Dig」の志が世界に広がり、良い変化がたくさん起こることを願い、同じ志を持つイベントに「Dig」の名を冠する事を促進しています。

DIGの志

- 世界をいい方向に進化させる
- デジタルの力を活用する
- 企業、アカデミズム、地域社会、行政機関、世代、立場を超えて連携させる

第3回 第2回 第1回

審査委員長村井 純

慶應義塾大学 環境情報学部長・教授

特別審査員須江 雅彦

総務省 統計情報戦略推進官

吉田 浩一郎

株式会社クラウドワークス 代表取締役社長

柳澤 大輔

株式会社カヤック 代表取締役CEO

寺田 輝之

エン・ジャパン株式会社 デジタルプロダクト開発本部執行役員

砂金 信一郎

日本マイクロソフト株式会社 ディベロッパーエバンジェリズム統括本部テクニカルエバンジェリズム部 部長

徳永 和紀

ソフトバンク株式会社 サーピスフラットフォーム戦略開発本部 プラットフォーム戦略統括部 プラットフォーム戦略部 課長

森 啓子

日本財団 ソーシャルイノベーション本部 国内事業開発チーム リーダー

長島 有里

逗子市議 議員

丸山 宏

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所 モデリング研究系 教授 総合研究大学院大学統計科学専攻 教授

渡辺 美智子

慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 教授

古谷 知之

慶應義塾大学 総合政策学部 教授

植原 啓介

慶應義塾大学 環境情報学部 准教授

工藤 卓哉

アクセンチュア株式会社 Accenture USA Managing Director Data Science Center of Excellence 兼 アクセンチュアアナリティクス日本統括

草野 隆史

株式会社ブレインパッド 代表取締役会長

塚本 良江

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社 代表取締役社長

山下 克之

SAS Institute Japan株式会社 ソリューションコンサルティング本部 エンタープライズアナリティクス推進グループ 部長

有井 和久

株式会社 電通 デジタルマーケティングセンター 専任局長