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2014年4月23日(水)都内にて行われた「第1回 データビジネス創造コンテスト ― ビックデータサイエンティストの未来創造 ―
~ソーシャルデータ分析 supported by NTTコムオンライン~」表彰式は、見事予選通過を果たした12チームが最終プレゼンテーション選考を行い、審査委員による厳正な審査を行い、最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞、未来創造賞、高校生部門賞、NTTコムオンライン賞の各賞を決定しました。

最優秀賞 花粉症患者のつぶやきを社会の意志決定に活かしたい
長野県立 屋代高等学校
若林 和哉 坂口 美乃里 堀口 恵莉菜 市ノ瀬 弘祐 (横澤 克彦)

審査員コメント

最初に結論を堂々と提示したところがあっぱれ!花粉症という時宜を得たテーマ選択に加え、男女の違いを解析する着眼点や、新しい事実(くしゃみの次の日は鼻づまり)が出ているのが面白い。質疑応答に対する回答も明確で、内容もプレゼンも非常に質の高い研究でした。大学生を抑えて堂々の最優秀賞です。

優秀賞
我が子との幸せな時間のために-ソーシャルメディアを使用した育児の実態の把握と対応に関する分析-
慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科
渡辺 真弓 佐藤 智絵 毛利 有希子 芥川 麻衣子

審査員コメント

データ抽出加工期間が短い中でのユニークユーザの集約処理などに限界があったものの、類似語コーディングによるクレンジングや、潜在クラス分析を適用しつつ、統計的にモデルの妥当性を検証した上で、打ち手となるサービス提案まで実際に落としている完成度の高さが実践的で説得力があり素晴らしかったと思います。

審査員特別賞
ソーシャルメディア解析による地域ブランド構築と地域活性化のためのマネジメント・サービスの実現
慶應義塾大学大学院 経営管理研究科
村上 敏也

審査員コメント

ツイート情報の新たな活用を具体的な観光ビジネスの場と結び付けて提案されており、今後の有益性が期待できる内容になっています。

未来創造賞
twitterで潜伏期間を早期推定
九州工業大学 廣瀬研究室
小柳 祐貴

審査員コメント

SIRモデルを用いてtwitterデータからインフルエンザの潜伏期間を推定しようとする意欲的なテーマであり、疫学的な観点からも有用だと思いました。潜伏期間 が未知である他の感染症などへの応用も期待される研究内容といえます。

高校生部門賞
交通の一体化(^-^)★
熊本県立 玉名高等学校
友田 亜憂 小川 晃奈 三嶋 莉奈 (光浦 弥幸)

審査員コメント

統計知識や分析経験、ITリテラシーがほとんどなかったとのことでしたが、短い期間の中で、twitterの特性やツールの特徴を活かした内容になっていたと思います。
導入で熊本弁のスキットのつかみもあり、プレゼンも楽しく聞かせてもらいました。

NTTコム オンライン賞
投稿数時系列データの「ベキ減衰モデル」を用いた消費税増税の消費者への影響の評価
東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻
藤山 俊文 株田 達矢 (松井 千尋) (竹村 彰通)

審査員コメント

ソーシャルデータ=人々の本音、期待値という特徴をうまく捉えた解析で大変興味深い内容でした。その余韻の大きさや広がり、減衰速度などの把握は様々な実ビジネスへの活用が可能だと思います。予測モデルまでできると更に大きなビジネスインパクトが見込まれ、今後の更なる発展を期待します。

入賞作品一覧

ソーシャルデータから読み取る花粉症の脅威と天候との関連性について
岡山県立 邑久高等学校
鵜島 匠 東山 慎弥 太田 有哉 (小林 俊彦)
桜開花予報
芝浦工業大学 柏高等学校
谷本 洋樹
あなたのつぶやきからわかる生活習慣病のリスク
千葉県立 柏の葉高等学校
船串 倖平 中島 寛毅 澤村 俊輝 (滑川 敬章)
ネット上の口コミから就活生の本音を読み取る
東京都市大学 環境情報学部 情報メディア学科 諏訪研究室
荻原 崇 西脇 陽介 下山 泰伍
ハピネス度を高める施策の研究
立教大学 経営学部 山口和範研究室
山下 ひらり 島袋 太輔 野中 香歩 森川 陸
消費税増税による購買行動の変化 ~コンビニ利用者の選択やいかに~
早稲田大学 基幹理工学部 表現工学科 河合研究室
板橋 智也 徐 晨林 (三家 礼子)

審査委員 村井 純 慶應義塾大学 環境情報学部長・教授
    丸山 宏 統計数理研究所 副所長
    塚本 良江 NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
    國領 二郎 慶應義塾大学 総合政策学部教授/慶應義塾常任理事
    渡辺 美智子 慶應義塾大学院 健康マネジメント研究科教授
    森川 富昭 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科准教授
    古谷 知之 慶應義塾大学 総合政策学部准教授
    植原 啓介 慶應義塾大学 環境情報学部准教授
    工藤卓哉 保科 学世 アクセンチュア株式会社
    橋本 武彦 佐藤 洋行 株式会社ブレインパッド
    森 秀之 山下克之 SAS Institute Japan株式会社
    有井 和久 株式会社電通
    高橋 祐治 東京海上日動火災保険株式会社
主催 慶應義塾大学SFC研究所 データビジネス創造・ラボ
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
共催 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所
(文部科学省委託事業 「データサイエンティスト育成ネットワークの形成」)
協力 アクセンチュア株式会社、株式会社ブレインパッド、
SAS Institute Japan株式会社、株式会社電通、日経ビッグデータラボ
後援 独立行政法人 科学技術振興機構
一般社団法人情報処理学会情報処理教育委員会、
一般社団法人日本統計学会、応用統計学会、一般社団法人データサイエンティスト協会

本コンテストに関するお問合わせ窓口
慶應義塾大学SFC研究所 データビジネス創造・ラボ

代表 大学院政策・メディア研究科 准教授 森川富昭
総合政策学部 准教授 古谷知之
事務局 長谷川有子
連絡先 dmc-info@sfc.keio.ac.jp

「第1回データビジネス創造コンテスト」本選会進出者発表

12組が予選を通過し、本選会への進出を決めました

第1回データビジネス創造コンテスト
「ソーシャルデータ分析 supported by NTTコム オンライン」本選会進出者:

【高校生】5組
①ソーシャルデータから読み取る花粉症の脅威と天候との関連性について
②桜開花予報
③交通の一体化(^-^)★
④あなたのつぶやきからわかる生活習慣病のリスク
⑤花粉症患者のつぶやきを社会の意志決定に活かしたい
【大学生・大学院生】7組
⑥ソーシャルメディア解析による地域ブランド構築と地域活性化のためのマネジメント・サービスの実現
⑦我が子との幸せな時間のために―ソーシャルメディアを使用した産後の母親の実態の把握と対応に関する分析
⑧ソーシャルデータ分析から探る消費税増税の消費者への影響の評価
⑨ハピネス度を高める施策の研究
⑩ネット上の口コミから就活生の本音を読み取る
⑪twitterで潜伏期間を早期推定
⑫消費税増税による購買行動の変化 ~コンビニ利用者の選択やいかに~

今後のスケジュール

本選データ検証期間 3月7日(金)~ 4月16日(水)
本選報告書提出日 4月16日(水) 24:00まで
最終プレゼン 4月19日(土)
表彰式 4月23日(水)

会場 最終プレゼン 慶應義塾大学三田キャンパス
    表彰式 日経ホール(BigData Conference 2014 Springイベント内)

関連情報

・第1回データビジネス創造コンテスト:
「ソーシャルデータ分析 supported by NTTコム オンライン」:
https://dmc-lab.sfc.keio.ac.jp/event
・リアルタイム ソーシャルリスニングツール「BuzzFinder」:
http://www.nttcoms.com/service/buzzfinder.html

NTTコム オンラインについて

NTTコミュニケーションズ株式会社の100%出資グループ会社として2012年10月1日営業開始。「マルチチャネル顧客接点構築」「ソーシャルCRM」「ビッグデータ解析」を事業の柱として、ビッグデータ時代の企業のオンラインマーケティングを支援しています。

会社名 NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
所在地 〒141-0032 東京都品川区大崎1丁目5番1号 大崎センタービル
代表取締役社長 塚本 良江
株主 NTTコミュニケーションズ株式会社 100%
URL http://www.nttcoms.com/

慶應義塾大学SFC研究所データビジネス創造・ラボについて

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科、大学院健康マネジメント研究科、総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部の附属研究所であるSFC研究所は、21世紀の先端研究をリードする研究拠点として、SFCにおける教育・研究活動と、産官学および国内外のあらゆる関連活動との双方向の協調関係を育みながら諸科学協調の立場から先端的研究を行い、社会の発展に寄与することを目的としています。

【コンテストに関するお問合わせ先】
慶應義塾大学SFC研究所データビジネス創造・ラボ事務局

担当: 長谷川
E-mail: dmc-info@sfc.keio.ac.jp

【報道関係者の方からのお問い合わせ先】
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社

経営企画本部 広報担当
E-mail: pr-om@nttcoms.com

開催概要

コンテスト名 第1回 データビジネス創造コンテスト

― ビックデータサイエンティストの未来創造 ―

~ソーシャルデータ分析 supported by NTTコム オンライン~

目的 ビックデータ時代を迎えて、データを活用して未来を創造するデータサイエンティストの人材育成が活発になっているが、実際にデータを分析し、新たな知の抽出や価値の創出を競う場として本コンテストを開催する。
主催 慶應義塾大学SFC研究所 データビジネス創造・ラボ

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社

共催 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所

(文部科学省委託事業 「データサイエンティスト育成ネットワークの形成」)

協力 アクセンチュア株式会社、株式会社ブレインパッド、

SAS Institute Japan株式会社、株式会社電通、日経ビッグデータラボ

後援 独立行政法人 科学技術振興機構
一般社団法人情報処理学会情報処理教育委員会、
一般社団法人日本統計学会、応用統計学会、一般社団法人データサイエンティスト協会
スケジュール 本コンテストは予選と本選があります。

告知/募集 2014年2月12日(水)~2014年2月28日(金)
予選アイデア審査 2014年3月3日(月)~2014年3月6日(木)
予選審査結果発表 2014年3月6日(木)
本選データ検証期間 2014年3月7日(金)~2014年4月16日(水)
本選報告書提出日 2014年4月16日(水) 24:00まで
最終プレゼン 2014年4月19日(土)13:00-18:00
表彰式 2014年4月23日(水)13:35-14:15
会場
最終プレゼン 慶應義塾大学三田キャンパス
表彰式 日経ホール(BigData Conference 2014 Springイベント内)
表彰
最優秀賞 20万円
優秀賞 10万円
審査員特別賞 5万円
未来創造賞 5万円
高校生部門賞 5万円
NTTコム オンライン賞 5万円

応募要項

応募資格 高校生、大学生、大学院生、(社会人大学院生は除く)

  • 個人でもチームでも構いません。
  • チームの場合、メンバーの役割分担を明記してください。
  • メンバーは何名でも構いません。
  • 指導教諭等のアドバイザーが加わることも構いません。
応募方法 コンテスト公式サイト申込登録後、所定の提出用紙(Word形式)をダウンロードして期日までにオンラインで送付下さい。

課題 Twitter等のソーシャルデータの分析活用のアイデア、新たなサービスの
アイデアやその価値を競って頂きます。
使用データ
  • 予選応募時は、ソーシャルデータ活用のアイデアベースで構いません。
  • 予選通過者にはNTTコム オンラインが提供するリアルタイムソーシャルリスニングツール「BuzzFinder(バズファインダー)」の利用アカウントを発行します。
    「BuzzFinder」はインターネット上の “クチコミ分析”を実施するSaas型サービスです。
  • 本選期間中は、実際にBuzzFinderによりデータを収集し、各自が分析検証した結果をもとに最終提出物を作成してください。
例示 ◆東京都知事選2014:注目を集める候補者は?

http://buzzoo.jp/realtime/article/3066

◆検索データからインフルエンザの流行が見える

http://buzzoo.jp/graphics/article/3094

その他の例示はこちらから

http://buzzoo.jp/

審査ポイント
  1. ソーシャルデータを使用したアイデアが出されていること
  2. データ分析の中心となる部分でBuzzFinderが使用されているか
  3. データ分析の流れが論理的かつ適切で、分析結果が明確に示されているか
  4. 社会貢献へのインパクト、視点の斬新さがあるか
  5. 効果的なプレゼンテーションが実施されているか
審査委員(予定)
村井 純(審査委員長) 慶應義塾大学環境情報学部長/環境情報学部教授
丸山 宏 統計数理研究所 副所長
國領 二郎 慶應義塾大学総合政策学部教授/慶應義塾常任理事
渡辺 美智子 慶應義塾大学 大学院健康マネジメント研究科 教授
森川 富昭 慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科 准教授
古谷 知之 慶應義塾大学 総合政策学部 准教授
植原 啓介 慶應義塾大学 環境情報学部 准教授
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社 塚本 良江、原田 英治
アクセンチュア株式会社 工藤 卓哉、保科 学世、林 泰弘
株式会社ブレインパッド 佐藤 洋行、橋本 武彦
SAS Institute Japan株式会社 森 秀之
株式会社電通 有井 和久
東京海上日動火災保険株式会社 高橋 裕治

本コンテストに関するお問合わせ窓口

慶應義塾大学SFC研究所 データビジネス創造・ラボ

代表 大学院政策・メディア研究科 准教授 森川 富昭

総合政策学部 准教授 古谷 知之

事務局 長谷川 有子
連絡先 dmc-info@sfc.keio.ac.jp

ご参考:BuzzFinder(http://www.nttcoms.com/service/buzzfinder.html

NTTコム オンラインが提供するリアルタイムソーシャルリスニングツール。膨大なクチコミをリアルタイムに分析し、迅速なアクションを支援する、インターネット上の“クチコミ分析”のSaas型サービスです。