第16回勉強会「『人工知能』をどのように読み解くか」のご報告(2019.5.17)
第16回勉強会を5月17日(金)に開催いたしましたのでご報告いたします。
今回の勉強会は、いつもの三田キャンパスを飛び出し、コンソーシアム会員でもある(株)ブレインパッド様の社内をお借りして開催いたしました。キャンパスとは雰囲気も異なり、ブレインパッドの社員の方にも数多くご参加いただきました。
勉強会は人工知能の解釈の仕方など大変分かりやすく興味深い丸山先生の講義をお聞きすることができました。丸山先生、ありがとうございました。
また、情報交換会では出席していた富山国際大学付属高等学校の皆さんとブレインパッド社員の方によるショートプレゼンがあり、大変盛り上がりました。ありがとうございました。
==<概要>========================
日時:2019年5月17日(金)
17:30-受付 18:00-19:30勉強会 19:30-情報交換会
会場:株式会社ブレインパッド 3階セミナールーム
アクセス:〒108-0071 東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル
東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金台」駅 2番出口 徒歩1分
地図:http://www.brainpad.co.jp/company/access.html
参加対象者:コンソーシアム会員/学生(他大学も可)/会員のご紹介者様
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■講義タイトル
「人工知能」をどのように読み解くか
■講義内容
「人工知能の研究」と言ったときの「人工知能」は、計算機で模倣することにより知性を解き明かす学問領域を指すが、この言葉はしばしば、学問領域から派生した技術を応用したシステムを指すのに使われる。これが多くの混乱のもとになり、精度の低い議論を呼び起こしている。本講演では、人工知能研究を振り返り、現在注目されている統計的機械学習と数理最適化の可能性と限界を指摘し、今後の社会におけるインパクトについて議論する。
■講師
株式会社Preferred Networks PFNフェロー
丸山 宏氏
■講師略歴
1983年 東京工業大学修士課程修了
同年日本アイ・ビー・エム入社
ジャパン・サイエンス・インスティテュート(後の東京基礎研究所)にて,人工知能,自然言語処理などの研究に従事
1997-2000年 東京工業大学 情報理工学研究科 客員助教授 XML,Webサービス,及びセキュリティの研究・開発・標準化を行なう
2003-2004年 IBMビジネスコンサルティングサービス株式会社へ出向
2006-2009年 東京基礎研究所所長。執行役員
2009-2010年 キヤノン株式会社 デジタルプラットフォーム開発本部 副本部長
2011-2016年 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所 教授
2016-2018年 株式会社Preferred Networks 最高戦略責任者
2018年4月-現在 株式会社Preferred Networks PFN Fellow
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次回は7月実施の予定です。