今回のテーマ
人と自然と響きあうデータ×AIが推進するサステナブル購買
「サステナビリティ活動の価値化」を推進するために、 「サステナブル購買」を広げるためのアイデアやプロモーション手法を募集します。
サントリーが運用する、 サステナビリティに関する情報発信チャネル「サントリー水タイムズ」の動画情報(ユーザーの反応と動画の内容)に加えて、 独自で収集したデータなどを組み合わせ、 新しいビジネスアイデアやキャンペーン企画を自由に考えてみてください。
視聴数などの定量データやユーザーコメント・動画内容などの定性データを、 最新のAI技術を用いて分析するスキルを身に付ける機会にもなっています。
最終審査では、 提案をもとに30秒CMの映像制作に挑戦いただきます。
循環型社会・生物多様性・脱炭素など、 多角的な視点から、 企業のサステナビリティ活動と購買行動を結びつける独創的なアイデアをお待ちしています。
活用データ
- 定量情報: 性別・年代別の平均視聴時間、 視聴維持率、 視聴完了率、 いいね数、 コメント数、 シェア率、 保存数 など
- 定性情報: ユーザーが投稿したコメント
- 内容情報: 動画の内容
「水タイムズ」の動画情報 (株式会社サントリーホールディングス提供)
「水タイムズ」の各動画に紐づいた以下の情報を、 生成AIによってテキストに変換された形で提供します。
2025年3月22日(土)「世界水の日」にローンチされた、 水に関するサスティナブル活動について発信するSNSオウンドメディア。
「生物多様性」「循環型経済」「脱炭素」をキーワードに様々なコンテンツを配信しています。
その他、
参加者自身で集めたデータ
提案例
AI×EC連動型
水サステナプロモート
動画視聴履歴・視聴完了率・ユーザーコメントなどから、 個人の関心をAIが分析し、 おすすめのサステナブルな水関連商品を自動的にECサイトでレコメンド。 消費者は動画視聴からそのままスムーズな購買行動に移れる仕組み。
みんなでつくる
サステナブル水AIマップ
ユーザーが自主的に提供する地域水関連の情報(環境配慮型商品情報、 給水スポット、 サステナブル飲食店)をAIが収集・整理し、 地域別にインタラクティブなマップとして公開するサステナ購買推進施策。 誰でも参加でき、 地域性を生かした購買行動を促進。
ウォーターフレンドリー
AIコミュニティ
動画視聴・ユーザーのコメント傾向をAIで解析して、 ユーザーごとの興味関心に基づくコミュニティを生成し、 同じ関心を持つ仲間同士の交流・情報交換が促進されるオンラインプラットフォーム。 交流が楽しくなることによりサステナブルな消費行動に自然に繋がるように設計。
学んで貢献!
水エコAIクイズ
動画で紹介される高度な環境知識をAIが解析し、 楽しく学習できるクイズ形式のコンテンツとして提供。 友人同士でクイズ対戦が可能で、 学びながら自然と環境意識が高まる仕組みを構築。 参加するたびにポイントや特典が得られ、 購買へとスムーズに誘導。
バーチャル
水体験AI
「水タイムズ」で映像紹介される各地域の水源保全活動や自然環境を、 AI×VR技術でバーチャルにリアル体験できるサービス。 臨場感あふれる美しい自然環境を疑似体験することで、 参加者が強く心を動かされるエモーショナルな設計。
本選進出者が作成するCM動画の例
本選出場者には動画の作成をお願いします。コンシェルジュがお手伝いします。
参加の流れ
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参加申し込み
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データへのアクセス
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学生コンシェルジュによるアドバイス
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予選資料提出締切
スライドを提出してください。ページ数は無制限です。
書類審査のため、 読んでわかるように資料を構成してください。
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予選通過者発表
予選資料提出全チームに審査結果と審査員のコメントをお知らせします。
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社会人コンシェルジュによるアドバイス
CM動画の制作
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本選発表会・審査会・表彰式
慶應義塾大学三田キャンパスにて開催
予選審査項目
高校生から大学院生まで網羅的に審査する評価軸を設定。 下記項目において5段階評価。
提供データ活用
ビジネスパートナーから提供するデータを提案の中で活用できるか?
- サントリーの「水タイムズ動画情報」など、 提供される動画やユーザー反応データを効果的に分析・応用しているか。
- データを単に引用するだけでなく、 アイデアの核として活用できているか。
独自データ活用
提供ツールを使用したデータ以外にもデータを収集・活用できているか?
- 提供データ以外に、 SNSやフィールド調査、 公開統計など独自の手法で収集したデータを組み合わせ、 説得力やオリジナリティを高めているか。
データ解析
データをきちんと解析できているか?
- LLMや画像認識などのAI技術を使って、 得られた定量・定性データを適切に処理できているか。
- データ分析結果から導き出されたインサイトに独自性があり、 論理的でわかりやすい形で示されているか。
実現・継続性
継続的に実現可能なモデル・コストの負担などが考えられているか?
- ビジネスモデルや資金計画が明確で、 実際に運用可能な形なのか。 提携企業や組織などの体制づくりが想定されているか。
- 最終審査で制作を想定しているCMについても、 視聴者の心を動かし購買行動を促すだけのメッセージ性や完成度があるか。
- 長期的にサステナブル購買を促す仕組みとして、 継続的に活用・拡張できるプランがあるか。
新規性
新しい提案ができているか?
- 水のサステナビリティや購買行動において、従来にないアイデアやサービスモデル、 技術連携が示されているか。
- ユーザー体験やキャンペーン設計で斬新な発想が取り入れられ、 他の提案と差別化される内容に仕上がっているか。
コンシェルジュ制度
当コンテストでは「コンシェルジュ制度」を導入して、 参加チームの皆様のサポートを行います。
参加申込~予選資料提出
統計を勉強している学生コンシェルジュが質問にお答えしたり、 お悩みにアドバイスを行っていき、 資料提出のお手伝いを行います。
本選進出チーム
本選発表会までの間、 企業でデータサイエンスに従事している社会人コンシェルジュが1チームにつき1名担当につき、 分析、 提案内容やプレゼンに向けてのアドバイスを行います。
また各チーム1日ずつ使い、 本コンテストのビジネスパートナーである電通デジタルの社員とCM動画の制作を行います。 引き続き学生コンシェルジュもお手伝いします。
表彰
審査員
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審査員長
村井 純
慶應義塾大学
グローバルリサーチインスティテュート特別特区
特任教授 -
安宅 和人
慶應義塾大学
環境情報学部教授
LINEヤフー株式会社
シニアストラテジスト -
宇佐美 克明
株式会社デジタルガレージ
執行役員
イネーブリング事業、 次世代 AI プロジェクト 兼 スタートアップ・プロジェクト担当 -
太田 陽介
アクセンチュア株式会社
ビジネスコンサルティング本部ストラテジーグループ
マネジング・ディレクター -
鹿野 利春
一般社団法人 デジタル人材共創連盟 代表理事
京都精華大学 メディア表現学部 教授
大阪芸術大学 アートサイエンス学科 客員教授 -
栗原 淳
総務省統計局
統計情報利用推進課長 -
下野 晋平
サントリーホールディングス株式会社
サステナビリティ経営推進本部 部長 -
新木 菜月
株式会社ブレインパッド
執行役員 CFO
コーポレートユニット統括
兼 ESG担当 -
須藤 祥代
国立教育政策研究所 教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官
(併)文部科学省 初等中等教育局 学校情報基盤・教材課/教育課程課 情報教育振興室 教科調査官
文部科学省 初等中等教育局 参事官(高等学校担当)付 産業教育振興室 教科調査官 -
椿 広計
情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設
副施設長 -
古谷 知之
慶應義塾大学
総合政策学部 教授 -
山本 覚
株式会社電通デジタル
CAIO(Chief AI Officer)
兼 執行役員 -
渡辺 美智子
立正大学
データサイエンス学部教授
社会人コンシェルジュ
株式会社ブレインパッド
町田義将様
株式会社ブレインパッド
坂本遼様
株式会社ブレインパッド
今中大様
株式会社ブレインパッド
藤原崚様
アクセンチュア株式会社
小野寺雄哉様
アクセンチュア株式会社
田中良様
アクセンチュア株式会社
柳瀬愛里様
アクセンチュア株式会社
堀千咲様
株式会社電通デジタル
横田謙介様
株式会社電通デジタル
坂井望様
株式会社電通デジタル
榎波宏哉様
株式会社電通デジタル
滝田泰也様
株式会社電通デジタル
阪本未央様
株式会社電通デジタル
樺沢裕様
株式会社電通デジタル
伊藤和真様
株式会社電通デジタル
神林将弥様
株式会社電通デジタル
山田経太様
株式会社電通デジタル
京谷悠里様
株式会社電通デジタル
篠田梨沙様
株式会社電通デジタル
西村百佳様
株式会社電通デジタル
小林莉緒様
メンバーは順次更新します
コンテスト実施概要
名称 | 第19回 データビジネス創造コンテスト ~Digital Innovators Grand Prix (DIG) 19~ |
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テーマ | 「人と自然と響きあう」データ×AIが推進するサステナブル購買 |
内容 | 水のサステナビリティに関する情報発信チャネル「水タイムズ」の動画情報をはじめ様々なデータを用いて、 「水のサステナビリティ」を推進するための「サステナブル購買」を広げるためのアイデアやプロモーション手法を募集します。 |
募集期間 | 2025年5月23日(金) ~ 8月6日(水) |
応募方法 | Webより申し込み |
応募対象 | 日本の高等学校、 高等専門学校、 大学、 大学院の正規課程に所属する生徒・学生 |
本選発表会・審査会・表彰式 | 2025年9月13日(土) 慶應義塾大学三田キャンパス |
主催 | 慶應義塾大学SFC研究所データビジネス創造コンソーシアム |
ビジネスパートナー | 株式会社電通デジタル |
データ協力 | サントリーホールディングス株式会社 |
協力 | アクセンチュア株式会社、 株式会社ブレインパッド、 株式会社デジタルガレージ |
後援 | 経済産業省、 総務省統計局、 独立行政法人 統計センター、 国立研究開発法人 科学技術振興機構、 大学共同利用機関法人 情報・システム 研究機構 統計数理研究所、 一般社団法人 日本統計学会、 応用統計学会、 公益社団法人 日本オペレーションズ・リサーチ学会、 一般社団法人 情報処理学会 情報処理教育委員会、 一般財団法人 日本情報経済社会推進協会、 一般社団法人 データサイエンティスト協会、 一般社団法人 デジタル人材共創連盟 |
Digital Innovators Grand Prix (DIG) とは
- 世界をいい方向に進化させる
- デジタルの力を活用する
- 企業、 アカデミズム、 地域社会、 行政機関、 世代、 立場を超えて連携させる
人類には熟練や博覧による「創造」がある一方で、 若さとチャレンジ精神こそが成し得る「創造」もある。 デジタル・ネイティブ世代は、 膨大なデータを瞬時に活用して未来を創造できるという点で、 どちらの術も手にした新世代だと言える。本コンテストは学生諸君がデータを広く深くDIGして新たな知の抽出や価値の創出を競う場を提供するとともに、 才能の原石である自分自身をDIGする機会を提供することを目的とする。

過去のDIG開催状況
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第18回
ライフケアイノベーション~多次元データが拓く豊かな人生~
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第17回
生活家電から考えるエシカルな生活
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第16回
『1/365人の住民』の獲得施策~消滅可能性都市を観光で元気に!~
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第15回
寿命100歳時代を生き抜く知恵~疾病予防と病後の幸せな生活~
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第14回
日本から発信!コンテンツデータを活用した新たなライフスタイルのカタチ
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第13回
モビリティデータが創るスマートシティ
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第12回
食は笑顔を作る
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第11回
創り手と読者をつなぐコミック出版戦略
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第10回
メディアの未来
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第9回
わたしたちがになう未来へ
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第8回
書店の未来
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第7回
和食文化による
価値創造 -
第6回
スポーツ×アナリティクスによる未来創造
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第5回
地方創生地域活性化
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第4回
データと創造力で、
子育てに笑顔を! -
第3回
デジタル時代の購買行動の解明
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第2回
デジタル・ネイティブ世代による自治体政策の変革
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第1回
ビックデータサイエンティストの未来創造